◆製薬企業が集まる東京・日本橋本町で「日本橋アステラス三井ビルディング」が竣工した。地上17階・地下2階、高さ87mの大型複合ビルで、4~17階のオフィスフロアは全てアステラス製薬が本社として使用する
◆標準的なオフィスビルより二酸化炭素排出量が4割少ないなど先進的環境ビルで、東日本大震災を踏まえて被災度判定システムや72時間対応の非常用発電機を採用するなどBCP対応にも優れる。敷地内には15種類の薬草を植えた「薬ガーデン」がある
◆山之内製薬と藤沢薬品が2005年に合併して以降、研究・製造施設の投資を優先してきたが、アステラス誕生から8年が経過し、新たなグローバル拠点を模索しているところに、“日本橋再生計画”を進める三井不動産から声がかかり、三井側7割、アステラス側3割の出資で建設した
◆竣工会見でアステラスの須田武司氏は「ここで知的生産性を伸ばして、さらに飛躍したい」と語った。隣接する現本社から段階的に機能を移し、4月1日に新たな業務体制が完成する。
「日本橋アステラス三井ビルディング」が竣工
2013年01月16日 (水)
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