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ゆらぐ専門家への信頼

2013年1月18日 (金)

◆一般薬のネット販売をめぐり、ケンコーコム等が起こした行政訴訟で、最高裁判所が国の上告を棄却する判決を言い渡した。国の敗訴が確定したことで、両社による第1類、第2類のネット販売が認められた形だ
◆今回の主な争点は、ネット販売を禁止した厚労省令の規制が改正薬事法の委任の範囲内かどうか。そのため、勝訴したケンコーコム側はネット販売の正当性を訴え「副作用報告は1件もなかった」と強調。一方、業界団体等からは「安全性が争点になったわけではない」と懸念の声が上がる
◆ただ、今は対面販売の必要性を強調しても説得力に欠ける。覆面調査の結果、第1類薬販売で薬剤師が文書説明を行った店舗が約5割にとどまることや、登録販売者試験の相次ぐ不正受験など、ネット販売に異議を唱える専門家への信頼が揺らいでいることを重く受け止めるべきだ
◆今後、厚労省が設置する検討会でも議論される模様だが、「専門家もちゃんとやっていないではないか」と言われるようでは、本当の意味で一般薬の安全は守れない。




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