チェッカート
塩野義製薬は14日、糖尿病診断を補助するための迅速検査システム「チェッカート」を発売した。同システムの販売は、韓国のインフォピアとの提携によるもの。
「チェッカート」は、糖尿病診断の判定および病態管理の指標となる血液中のHbA1cと血糖の2項目について、同時に迅速測定できる軽量でコンパクトな検査システムである。
HbA1cは、2010年7月に改訂された糖尿病診断基準において、従来からの血糖等の判定指標に新たに追加された項目である。同システムを用いると医療現場において指先のわずかな穿刺血から、HbA1cと血糖をそれぞれ5分と3秒で測定することができる。
メーカー希望小売価格は、▽チェッカートリーダー一式=22万5000円▽専用試薬キット=チェッカートHbA1c4800円(10回分)、同Glu=4500円(50回分)