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【田辺三菱製薬】土屋社長「カナグリフロジン、第二の大型製品に」

2013年03月04日 (月)

今月中にも米国で承認見通し

土屋氏

 田辺三菱製薬社長の土屋裕弘氏は2月26日、大阪市内で開いた記者懇談会で、海外に導出したSGLT2阻害剤の2型糖尿病治療薬「カナグリフロジン」について「イムセラ/ジレニアに続くブロックバスターに成長すると期待している」と語った。米国では3月までに承認される見通し。同剤の成長に伴って得られるロイヤルティ収入が、今後の同社の収益に「大きく貢献すると考えている」と展望を示した。

 導出先のヤンセンファーマシューティカルズが昨年、欧米で同剤の承認申請を行った。今年1月には米国食品医薬品局の諮問委員会で承認が推奨され、「3月までには承認されるものと確信している」と土屋氏は語った。


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