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【理化学研究所播磨研究所】“夢の光”発振する「SACLA」‐創薬への活用に強い期待

2013年03月04日 (月)
直線状のSACLA(手前)が円状のスプリング‐8(奥)に併設された(理化学研究所提供)

直線状のSACLA(手前)が円状のスプリング‐8(奥)に併設された(理化学研究所提供)

 兵庫県の理化学研究所播磨研究所にX線自由電子レーザー施設「SACLA(さくら)」が新設され、昨年3月から供用運転が始まっている。幅広い領域での活用が想定される中、創薬領域での活用に対する期待も強い。併設された既存の大型放射光施設「スプリング‐8」での蛋白質構造解析技術にSACLAの分析技術が加わることによって、創薬を支援する同研究所の役割はますます重要なものになりそうだ。

 SACLAはX線自由電子レーザーを発振する施設。X線自由電子レーザーとは、放射光とレーザーがそれぞれ持っている優れた特性を併せ持った光のこと。


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