調剤薬局大手のクオールは、西日本旅客鉄道(JR西日本)の100%子会社で、近畿地区の駅構内店舗を開発・運営するジェイアール西日本デイリーサービスネット(尼崎市、以下DSN)と共同で、新たな形態の駅型調剤薬局1号店を4月8日にJR大阪駅構内に開設する。店舗名は「駅クオール薬局JR大阪店」で、調剤コーナーを設置しての処方箋対応や、第1類~第3類のOTC医薬品の販売、小ロットの薬局製剤を用意し、年中無休で通勤や買い物などで駅を利用する幅広い年齢層に対応する。両社では「身近な駅で薬を受け取れる利便性や、薬剤師による高度な専門情報の提供、医薬品に関するカウンセリングサービスも実施し、気軽に利用できる“駅の救急箱”としての認知度向上を目指したい」とする。
両社は昨年8月、双方の得意分野ならびに経営資源等を共有、活用することにより、新業態の調剤薬局を確立し、新たな顧客層とマーケットの開拓を目指し、業務提携を行った。今回がDSNとの初出店となる。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。