安全対策課 俵木課長
RMP施行へ協力要請
安全性情報の提供については、医薬品副作用・感染症報告件数が順調に伸びてきて、GVP(医薬品製造販売後安全管理の基準)の施行後、さらに報告数が増えてきている。ただ、おそらくまだ報告されてない副作用が医療現場にあると思うので、引き続き報告数を増やすために企業等のGVP担当者に指導をお願いしたい。
医療情報データベース基盤整備事業は、2011年度から開始し、1000万人規模のデータを収集するため、全国10カ所の拠点病院に参加していただいている。13年度も3拠点のシステムを開発し、導入を進めていきたい。このデータベースについては、5年計画で施設を構築する全く新しい安全対策を進める大がかりな仕事となるが、昨年度からデータベースの利活用に関するガイドライン作りを始めている。さらに拠点病院の周囲の地域医療機関から参加も得て、地域連携によって面に広げていきたい。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。