◆医薬周辺産業の動きが見逃せなくなってきた。グローバル化や医療費削減などで製薬企業のビジネスモデルは「自前主義」から「外部資源の有効活用」へと転換が進む。高まる需要に受託側は激しくサービスを競い合う
◆医薬品開発支援の業界団体である日本CRO協会は設立20周年を迎える。国際共同治験の進展でCROに開発業務を一括委託したり、グローバルで包括的提携する企業もある。異業種の物流・IT企業などを会員企業に迎え入れ、「パートナーではなく、プレイヤー」を目指す
◆営業支援の業界団体である日本CSO協会は、協会立ち上げから2年、CSO業態としては15周年となる。特許切れ製品・新薬、プライマリケア・スペシャリティケアと細分化された市場戦略に対して、CSOのコントラクトMRの活用が急増している
◆現在では開発から販売後までの包括的なサービスが誕生し、CROとCSOの融合も進んできた。ビジネスプロセスアウトソーシングが加速すれば、彼らを「周辺」などと呼ぶ人はいなくなるだろう。
「パートナーではなく、プレイヤー」を目指す
2013年04月15日 (月)
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