◆不況の折、家電業界では大手メーカーの製品に遜色のない性能を持つ家庭用電化製品を、知名度の低い中小メーカーが激安で供給する“ジェネリック家電”に注目が集まっているようだ。家具の世界でも版権期限の切れた有名デザイナーのオリジナル製品ベースにして、別のメーカーが製造する“ジェネリックプロダクツ”があるという
◆いずれも違法コピーとは違って、一定の品質を保持しており、安価な製品を合法的に購入できるということで、消費者に受け入れられているようだ
◆ジェネリック医薬品は保険財政の窮迫を打開する手段の一つとして本格的に普及促進が図られているが、政府、製薬業界、医療界、医療保険者が各方面で広報に取り組んだ結果、医薬品にとどまらず、“ジェネリック”の呼称が社会に浸透してきた
◆そんな矢先の相次ぐ原薬製造業者によるGMP違反は、海外での出来事であっても残念だ。時計の針が逆回転して“やっぱりゾロ”と言われないように、新たな普及目標に向けてネジを巻き直してほしい。
“ジェネリック家電”
2013年04月17日 (水)
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