初めて先発品銘柄上回る
東京都薬剤師会はこのほど、第4回地域医薬品使用実態調査報告書をまとめた。調剤された医薬品は9352銘柄で、6年間で1815銘柄(先発品207銘柄、後発品1608銘柄)増え、先発品銘柄を初めて上回った。後発品の数量シェアは約23%となった。また1処方箋当たりの平均医薬品種類数は3・68で、6年前の第1回調査(2006年10月)の3・66とほぼ変わらないが、後発品は0・53から0・88へと増加していることが分かった。
都内で処方箋により交付されている医療用医薬品名、調剤回数、調剤数量および備蓄薬局数、さらにその医薬品が一包化されたのかなどの調剤行為、どのような薬学的管理を経て交付されたかなど、医薬品の使用、調剤の実態を明らかにする目的で実施されているもの。
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