関西経済連合会は、産業競争力の強化に向けた提言をまとめた。地域主導のイノベーション創出を主張し、科学技術政策と産業政策を一体化させたイノベーション実現を求め、総合科学技術会議の改組や広域的な産学官連携を推進する新たな枠組みを構築すること等を提言した。
提言では、地域主導によるイノベーション創出に向けた仕組みを構築するため、科学技術政策と産業政策の一体的な運営の必要性を指摘。総合科学技術会議を「科学技術イノベーション戦略本部(仮称)」に改組し、省庁横断的な政策立案、予算配分、規制緩和等を推進する司令塔組織とすべきとし、幅広い声を反映するため、地域の産業界からも議員を登用すべきと提案した。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。