米ブリストル・マイヤーズスクイブのランベルト・アンドレオッティCEOは、15日の業績会見で、日本法人の2012年度売上高が13%増の620億円と2年連続で二桁成長を達成したことを明らかにした。今後は、主力の抗癌剤「スプリセル」と抗リウマチ薬「オレンシア」などで前年並みの成長を維持すると共に、抗凝固薬「エリキュース」や英アストラゼネカとの提携で参入した糖尿病領域で新たな事業基盤の強化を図る。
BMSでは、15年までに日本の製薬企業売上高ランキングで上位20社以内を目指している。日本法人であるブリストルマイヤーズの12年業績は、オレンシアが66%増、スプリセルが73%増、B型肝炎治療薬「バラクルード」が16%増と成長を牽引し、BMS全体で3位となった。
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