三菱電機は、処方箋の受付から経営分析まで多彩な製品群で薬局の業務・経営をサポートする、保険薬局向けシステム「調剤Melphin(メルフィン)シリーズ」の新製品として、操作性を向上し、情報セキュリティを強化した「調剤Melphin/DUO(デュオ)」の発売を開始した(開発は三菱電機インフォメーションシステムズ、販売は三菱電機インフォメーションテクノロジー)
新製品「デュオ」は、多くの薬剤師の意見をもとに、レイアウト・視認性・情報量の視点から画面をリニューアルした。レセプトコンピュータの入力操作数を最大で8分の1に削減(Melphin/Neoとの比較)するなど、快適操作により作業効率アップを実現する。
複雑・煩雑化する在宅患者業務を簡単処理するのも特徴。訪問先で薬歴の簡単入力、閲覧などをタブレット端末で行える機能(オプション)を活用すれば、適切な服薬指導が行え、患者満足度向上につながる。また、在宅患者の請求業務において、医療保険と介護保険の併用(合算)請求などが可能。
このほか、情報セキュリティーの強化や、リモートバックアップサービスにより、災害時やパソコンの故障等でデータが失われた際に復旧できることで、薬局業務の支障を低減する。
システムは、レセプトコンピュータ、服薬指導支援システム、セキュアネットワークサービス、医薬品情報データベースで構成され、税別価格は173万円から。年間販売目標は2000薬局とする。