アーゼラ点滴静注液:グラクソ・スミスクライン
GSKは、ヒト型モノクローナル抗体「アーゼラ点滴静注液100mg、同1000mg」(一般名:オファツムマブ)を新発売した。慢性リンパ腫白血病(CLL)として国内初の治療薬となる。
従来の抗CD20抗体とは異なる作用機序を示し、白血病細胞の細胞膜に存在するヒトCD20分子の細胞外にある小ループと大ループの両方に結合し、白血球細胞を破壊することで、抗腫瘍効果を発揮する。再発・難治性のCD20陽性CLLに対し、単剤で抗腫瘍効果と良好な忍容性が期待できる。