マウスを使った抗体作製受託サービスを手がけるトランスジェニックは、新たな研究支援ツールとして、「病態可視化マウス」のサービス提供に力を入れる。病態マウスに紫外線照射を行うことで、疾患発症につながる細胞ストレスを可視化し検出できるのが特徴。病態解析を行えるツールとして、薬効・薬理試験や安全性薬理試験など非臨床試験の受託につなげたい構えだ。
細胞ストレスは、様々な疾患に関与していることが報告されている。特に細胞内ストレスでは、神経変性疾患や癌、メタボリックシンドロームなどの発症に関わり、不具合で生じた変性蛋白質が蓄積されることで引き起こされる小胞体ストレス、動脈硬化や糖尿病、リウマチなどに関わり、酸化反応が亢進する酸化ストレスなどがある。
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