厚生労働省は11日、次期対がん10カ年戦略に向けた今後のがん研究のあり方について、暫定版の報告書案を有識者会議に示した。具体的な研究として、癌の本態解明に関する研究など7項目を打ち出したほか、新たな癌研究戦略については進捗状況を見ながら必要な見直しを行うと共に、中間評価が必要とした。
報告書の暫定版では、長期的視点を持って研究成果を生み出すためには、癌の本態解明と実用化を目指した研究が融合し、一体的に推進されることが必要であると明記した。
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