アステラス製薬は、米サイトキネティックス社と骨格筋活性化剤の研究、開発、商業化に関する提携契約を結んだ。第I相試験段階にある速筋トロポニン活性化剤「CK‐2127107」の共同開発と、新規作用機序の骨格筋活性化剤に関する探索研究を進める。骨格筋疾患領域の薬剤開発に着手し、重点五疾患領域以外の新規領域を開拓する。
両社は、骨格筋の減弱に関連する疾患や病状に対して、新規治療法の提供を目指す。契約によりアステラスは、新規作用機序の骨格筋活性化剤と、非神経筋疾患を適応症とした「CK‐2127107」と新規速筋トロポニン活性化剤の開発・商業化の独占的な権利を取得。一方、サイトキネティックスは、提携対象となる製品について、北米地域における共同販促を行う権利を持つ。
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