
握手する夏目氏(左)と堀田氏
国立がん研究センターと産業技術総合研究所創薬分子プロファイリング研究センターは4日、抗癌剤の新規標的探索や最適化等で協力する連携契約を結んだ。産総研のインシリコ技術、がん研究センターの臨床基盤を生かし、日本発の創薬シーズをいち早く実用化につなげていく。両者の連携により、最低3品目は臨床試験入りさせたい考えだ。
今回の連携では、創薬研究における最適化の部分で生じている「谷間」を基盤技術で橋渡しし、実用化に向けたギャップを埋めることにより、新薬の臨床試験成功率の向上や脱落薬の再開発、上市薬のリポジショニングに取り組む。
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