中央社会保険医療協議会DPC分科会長の小山信彌東邦大学医学部教授は7日、次期診療報酬改定で薬剤師に期待されることをテーマに都内で講演し、前回改定で新設された病棟薬剤業務実施加算について、病棟フルタイム配置の“週40時間”の評価区分の導入が「検証結果次第では十分実現できる」との認識を示した。
現行の同加算は当初、日本病院薬剤師会が薬剤師の病棟配置への点数の創設を目指して要望していたが、中医協の議論で、1日の半分以上を薬剤師が病棟で業務を行う“週20時間”を条件にした入院基本料の加算とすることになった。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。