中外製薬の2013年12月期中間決算(連結)は、国内で抗癌剤や新規骨粗鬆症治療剤の活性型ビタミンD3「エディロール」が成長し、骨粗鬆症治療薬「エビスタ」に関する日本イーライリリーとの販売提携終了や薬価改定の影響を吸収し、海外では円安影響のほかに、抗ヒトIL‐6抗体「アクテムラ」のロシュ向け輸出が伸び、増収増益となった。マイルストーン収入が倍増したことも売上、利益に貢献した。
国内では、抗インフルエンザ薬「タミフル」が90億円で、このうち行政備蓄等を除く通常分が82億円となり、通期予想の81億円を上期で達成した。
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