厚生労働省の村木厚子事務次官は25日、就任後初めて専門紙の共同取材に応じ、6月に政府が策定した成長戦略「日本再興戦略」の実行に積極的に取り組む考えを示した。日本再興戦略については、「特に健康・医療などの分野が大きなウエイトを占め、予防・サービスや健康寿命を延ばすための施策に重点が置かれている」とし、「ここはしっかり対応していかなければならないと思っている」と述べた。
村木氏は就任に当たり、「幅が広く、責任の重い仕事に就いたと実感している」との印象を語った。特に、社会保障を維持するため、今後、税率の引き上げが予定されている消費税に触れ、「(増収分の)全部を社会保障に使うということで、大事な時期に大きな役割を担ったことを重く感じている」とした。
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