政府は8日、全閣僚で構成する「健康・医療戦略推進本部」の初会合を開いた。医療分野の研究開発予算を戦略的に配分するため、各省が財務省に予算要求を行う前に推進本部が重点化する領域を決め、各省の関連予算を調整した上で月末の2014年度予算概算要求を行うことを決めた。
推進本部では、癌、精神・神経疾患、感染症、難病・希少疾患を重点化するほか、医薬品・医療機器開発への取り組み、再生医療やゲノム医療といった最先端医療の実現に向けた予算を集約する方針を示した。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。