厚生労働省の「医療ニーズの高い医療機器等の早期導入に関する検討会」は9日、新たに国内導入を促す品目として、▽CD34陽性細胞の標識・分離システム▽経頭蓋反復磁気刺激(rTMS)によるうつ病治療装置▽遊離メタネフリン測定キット▽抗菌性脳脊髄シャント▽腫瘍治療電場システム▽義眼台――の6件を選定した。
ミルテニーバイオテクが輸入するCD34陽性細胞の標識・分離システムは、同種造血幹細胞移植を必要とする難治性白血病などの高リスク造血器悪性腫瘍、重症再生不良性貧血、原発性免疫不全症候群などの予後不良の先天性疾患患者で、HLA適合または1抗原不適合のドナーが存在しない症例が対象となる。国内の推定患者数は年間300例。
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