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面分業の成功は経営者しだい

2013年08月21日 (水)

◆その薬局には特定の休憩時間がない。くすりができるのをイライラ待つ姿も見受けられない。というか、自転車や自動車で直接乗り付ける患者が、ぽつりぽつりと訪れる状況だ。周辺は○△医院に薬局が寄り添う見慣れた風景ではあるが、その薬局がやけに孤立して見える
◆聞けば4~5年前に面分業を目指して開設したという。1人薬剤師だが、80人近くの“在宅患者”も担当している。同薬局が受ける処方箋の発行機関数は70施設を優に超す。医薬品在庫も1300品目に達する
◆当初は赤字だったが、未だに飛び込みの患者は多く、リピーターになる割合も高いという。その積み重ねで、現在では経営は軌道に乗り、目標とする「面分業」が叶いつつある
◆開設当初ばかりでなく最近でも周りからの“意地悪”はあるそうだが、目標があるので、めげることもなく、また新たな夢に向け準備を始めているそうだ。よく面分業は「○△だからできる」と聞かされ続け、頷きそうになっていた。だが経営者の決断次第で取り組めるのかもしれない。



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