ドラッグストア大手のウエルシアホールディングスは、調剤併設・深夜営業・カウンセリング化粧品の積極展開という独自のビジネスモデルに、「介護」を加えた店舗づくりで、他社との差別化戦略を推進している。好調な業績が続く中で、同社では「時代が変化しており、われわれも形態を変えていく必要がある。今までの基準を捨ててでも、進化できるように行動していく。その一つの現れとして、今後1年間の範囲の中で、まずは全店の店名を『ウエルシア』に変えていきたい」(高田隆右社長)とする。
ウエルシアHDでは、ウエルシア関東が昨年9月にドラッグフジイを吸収合併し、今年3月には寺島薬局のドラッグ部門を統合、ウエルシアグループの中核として「ウエルシア」の店名で、関東を中心に甲信越・北陸で展開。さらに、高田薬局が静岡を中心に東京・神奈川・愛知で「ウィンダーランド」「高田薬局」を展開し、ウエルシア関西が「ドラッグイレブン」を関西エリアで展開している。5月末時点のグループ店舗数は、863店舗。
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