TOP > HEADLINE NEWS ∨ 

【産総研】小型高感度センサの開発に成功‐インフルエンザや重金属を判別

2013年08月29日 (木)

 インフルエンザウイルスの高感度分析装置開発に取り組んでいる産業技術総合研究所は、インフルエンザウイルスA型、B型だけでなく、従来の簡易検査方法(イムノクロマトグラフィ)では判定不可能な亜型の識別も可能とする、小型高感度センサの開発に成功した。この技術は、検出チップ上に対象となるウイルス等を捕捉し、チップ表面の状態変化を反射された光の強さなど、光学特性をモニタすることで、簡易検査方法に比べて短時間かつ一~二桁高い感度での検出が可能となる。また、センサ内のチップ変更等により、ウイルスだけでなく、カドミウムや鉛などの重金属、めっき液などの工業溶液のモニタリングにも応用できる。

 産総研は、ITによる生活安全技術の研究開発において感染症対策のためのセンサ開発を目指しており、光センシング技術によって高感度ウイルス検出の開発に取り組み、新しい検出原理による導波モードセンサを考案し、表面プラズモン共鳴法(SPR)に比べ、その高感度性を実証している。


[ 記事全文 ]

* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。

関連リンク

‐AD‐

この記事と同じカテゴリーの新着記事

HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
人事・組織
無季言
社説
企画
訃報
寄稿
新着記事
年月別 全記事一覧
アカウント・RSS
RSSRSS
お知らせ
薬学生向け情報
書籍・電子メディア
書籍 訂正・追加情報
製品・サービス等
薬事日報 NEWSmart
「剤形写真」「患者服薬指導説明文」データライセンス販売
FINE PHOTO DI/FINE PHOTO DI PLUS
新聞速効活用術