◆「再生医療実現拠点ネットワークプログラム」のキックオフシンポジウム。第一線で活躍する研究者らが“研究のやりがい”について語っていた
◆まずは“発見の楽しさ”から。「予想外のことが起こり、わくわく感を味わえる」(京大iPS細胞研究所所長の山中伸弥氏)。「『不思議だな』と思う生体現象について、最新技術を使って観察すると、時々、ちらちらとその秘密を教えてもらえる」(理化学研究所の笹井芳樹氏)
◆“患者”というキーワードも挙がった。パーキンソン病の再生医療を研究する京大iPS細胞研究所の高橋淳氏は、「“取る”外科から“つくる”外科にすることで治せる可能性が出てきた」。滑膜間葉系幹細胞を使った軟骨治療を行う東京医歯大教授の関矢一郎氏は、「再生医療に対するリスクが指摘される中で、患者が良くなる姿にやりがいを感じる」
◆各研究者の言葉に込められた「研究を楽しむ」「患者を助けたい」という思い。難解な研究に挑む原動力は、清々しいほどにピュアな気持ちだった。
“研究のやりがい”とは
2013年09月02日 (月)
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