厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会は12日、大正製薬の毛髪用薬「ミノキシジル」(販売名:リアップ)の高用量製剤「リアップX5」のリスク区分を審議し、引き続き第1類に据え置く案をまとめた。
同剤は、有効成分ミノキシジルを1%配合した「リアップ」の5倍量配合したもの。製造販売後調査の結果では、重篤と判断された副作用がなかったが、「リアップ」が再審査報告書で「循環器系の副作用は最も注意すべき事項であり、引き続き、薬剤師による副作用情報の提供の徹底など、現在の安全対策を継続実施することが適当」とされ、指定薬の解除は行わず、第1類にとどまっている。
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