薬事・食品衛生審議会指定薬物部会は17日、2―アミノ―1―フェニル―プロパン―1―オン(通称:カチノン)系の物質群計504種類について、「指定薬物」と化学構造が類似していれば一括して規制の対象となる「包括指定」にすることを了承した。パブリックコメントを経て、早ければ11月下旬以降に改正省令を公布し、年内にも施行される予定。
包括指定の適用は、昨年11月の合成カンナビノイド系の「ナフトイルインドール」を基本骨格とした物質群に続く第2弾。今回、指定されたカチノン系化合物は、覚醒剤のような興奮作用をもたらす恐れがあるという。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。