日本薬学会近畿支部総会・大会が12日、同志社女子大学京田辺キャンパスで開かれた。招待講演の演者として壇上に立った医療法人社団蘇生会事務局長・蘇生会総合病院薬剤部長の甲斐純子氏(京都府薬剤師会副会長)は「薬剤師の任務は変化している」と述べ、チーム医療の一員として積極的に職能を発揮することが求められていると語った。
同院は350床のケアミックス病院。院外処方箋発行率は98・7%。昨年春に新卒薬剤師10人を採用し、薬剤師数をほぼ倍増の22人に増員した上で、2012年9月から病棟配置を開始。算定対象の各病棟に専任薬剤師を2人以上配置し、13年1月から病棟薬剤業務実施加算の算定に踏み切った。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。