会員数拡大にも取組む

樋口会長
日本医薬品登録販売者協会(日登協)の樋口俊一会長は、このほど都内で行った定例会見で登録販売者を取り巻く現況などを説明し、「医薬品のインターネット販売に関する検討会が9月末に終了し、現在は厚生労働省はルール作りを最終的に詰めている段階だが、インターネット販売によって登録販売者の活躍の場が狭まってくるという状況も考えられる中で、しっかりと“リアルな店舗”でのマンパワーを発揮してもらわなければならない」とし、「こうした危機感を登録販売者の集合研修の会場を回り、参加者に伝えている」ことを強調した。
樋口氏は、インターネット販売の問題に加え、もう一つ非常に危惧していることとして、「政府の規制改革会議の中で、ローソンの新浪剛史代表が登録販売者制度の見直しを課題に挙げていること」を指摘した。
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