日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)は4日、会見を開き、今年1年間の活動報告と今後の事業計画を発表した。関口信行会長は今年1年を振り返り、一般薬のインターネット販売の問題など、「様々なことがあった」とし、来年のドラッグストア業界に関しては「大変な年になると想定している」と語った。宗像守事務総長は来年、JACDSが設立15年を迎えることに触れ、これまでの15年を振り返ると共に、今後の5年、10年を見据えた出発となる記念の年と位置づけ、各種の事業を展開していくとした。
関口氏は今年1年に関して、「一般薬のネット販売に関して、1月11日に最高裁で国が敗訴したことから始まり、その後、ルール作りの検討会が開かれ、11月から始まった臨時国会に薬事法改正案の提出となった。その中で、要指導医薬品というものが新たな分類で入った」と説明。法律に関しては、「来年4月に施行になるだろう」とし、「われわれの業界にもいろいろと大変な問題が出てくると思う」と述べた。
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