医薬品医療機器総合機構(PMDA)は8日、都内で創立10周年を記念するフォーラムを開き、欧州やアジアの規制当局トップが集結した。米国食品医薬品局(FDA)長官もビデオメッセージで参加し、規制当局間が国際連携を深めていく必要性を相次いで訴えた。世界的にグローバル化が進展する中、規制要件の整合を進める動きは加速しており、各国規制当局は一層の連携が不可欠との姿勢を強く打ち出した。
欧州医薬品庁(EMA)のゲド・ラジ長官は、医薬品GMPに関する日・欧州共同体相互承認協定などを挙げ、日本について、PIC/SやWHOなど同じ基準を共有し、グローバルアプローチの必要性を理解している「カギとなるパートナー」と位置づけた。
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