◆今春、新たに総合的な癌研究戦略の策定に向け有識者会議が始動。癌研究を強力に推進し「早期発見、生存率のさらなる改善、より低侵襲な治療の実現等」を目指す。2012年6月に閣議決定された「がん対策推進基本計画(第2期)」の目標でもある
◆同計画では「癌と診断された時からの緩和ケアの推進」に向け“緩和ケアチームや緩和ケア外来の充実”が唱えられた。薬剤師による緩和ケアへのかかわりを後押しし、次期診療報酬改定では、“専門・認定薬剤師”による管理指導料の新設に結びついている
◆現在、3人に1人は癌で死亡している。しかし、癌患者の5年生存率は35年間で男性は約30%、女性で約15%と大きく改善している。つまり、癌に打ち勝った「サバイバー」も増加している
◆癌化学療法、緩和ケアなどへの薬剤師の関与は当たり前になったが、治療・ケア以外にも禁煙を中心とした予防支援、不安を抱えるサバイバーへの関与など、病院や薬局、それぞれの立場で薬剤師が活躍できる未開の地は残されている。
薬剤師が活躍する場
2014年03月14日 (金)
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