厚生労働省の薬事・食品衛生審議会要指導・一般用医薬品部会は4日、市販後の安全性評価が確立していない一般用医薬品20品目と劇薬指定5品目の計25品目を「要指導医薬品」に指定することを了承した。
市販後の安全性評価を終えていない20品目のうち、ストナリニ・ガード(メキタジン)、アレジオン10(エピナスチン塩酸塩)、アレグラFX(フェキソフェナジン塩酸塩)、アイフリーコーワAL(アシタザノラスト水和物)など10品目のアレルギー用薬や、生理痛用薬のエルペインコーワ(イブプロフェン、ブチルスコポラミン臭化物)、中性脂肪異常改善薬のエパデールT、エパアルテ(イコサペント酸エチル)、むくみ等改善薬のアンチスタックス(赤ブドウ葉乾燥エキス混合物)など、15品目は既に市販されているもの。
6月に予定している改正薬事法の施行後は、評価期間を満了し、要指導薬から外れるまでは、インターネット販売が行えない。
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