◆第一三共の中山讓治社長が、印ランバクシーを買収して良かった点について、「ジェネリック医薬品、東欧・南米・アフリカのビジネスを学べたこと」を挙げた。今回のサンファーマ合併で頓挫してしまったが、第一三共が目指したハイブリットビジネスには「アフリカ」も視界に入っていた
◆製薬企業は、日米欧の3極にとどまらず、新興国市場にリーチを広げる。ただ標準化されたグローバルビジネスだけで各国市場を攻略できるほど甘くない。真のグローバル化は、いかに現地化した事業戦略を描けるか
◆英GSKがアフリカに戦略的投資を行うと発表した。アフリカ地域に多い非感染症疾患を対象とした世界初のR&Dオープンラボを設立。生産拠点の拡大、アフリカの大学に研究講座設置、医療従事者への教育機会の提供と、研究から医療まで支援が幅広い
◆アフリカに必要な治療薬を、現地で研究から開発、生産まで担う体制構築を本気で目指している。日系製薬企業の経営計画にいつ「アフリカ」という文字が書けるのか。世界はまだ遠い。
「アフリカ」を視界に
2014年04月16日 (水)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
新薬・新製品情報
企画
寄稿