武田薬品
主力の2型糖尿病治療剤「アクトス」の売上がグローバルで70・2%減少したものの、大幅な円安効果と新薬の成長で増収を確保し、事業効率化による経費削減もあって増益を達成した。
医療用医薬品事業の売上高は9・1%増の1兆5291億円だった。
国内は発売2年目の降圧剤「アジルバ」が前期比7倍超の253億円と大きく成長し、2型糖尿病治療剤「ネシーナ」や抗EGFR抗体「ベクティビックス」も伸びたが、アクトスや降圧剤「ブロプレス」の落込みと販売契約終了に伴う減収を吸収できなかった。
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