◆新聞折込チラシにおける通販広告の調査を行った日本通信販売協会はその結果を公表した。2012年度に続く第2回目で、中には通信販売の初心者ではないかと思われるほど稚拙な広告もあったという
◆調査は昨年9月と11月、600件を対象に実施。商品内容に関する広告では約7割が適切に表示していた。しかし取引内容に関しては、各種関連法規に定める何らかの記載事項が欠落していたものが313件あった。最近は「後払い時の支払期限」や「商品の引き渡し時期」を明示していないケースが目立っている
◆医薬部外品では、自ら商品を開発したと称する医療関係者が登場し、医薬品的な説明を行う例がある。また、育毛・発毛に関しては、商品の効果を暗示・誇張した表現や、明らかに法令に抵触すると思われる部分も散見された
◆通信販売は、その広告内容を見て安心して購入することができるかどうかということが重要な要素。未来のITシステムの進歩が、果たしてこの部分を解決できるのか。期待と不安が半々でもある。
IT進歩による通販広告の変化は
2014年06月04日 (水)
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