東北薬卸連が総会
東北医薬品卸業連合会は4日、仙台市内で2014年度定時総会を開催し、事業計画、収支予算などを決めたほか、役員改選を行った。一條武会長は、定例地区会議のほか、消費税セミナーや診療報酬改定と流通改善に関する説明会も開催された昨年度の活動を振り返りつつ、中央社会保険医療協議会も多く開催されて精力的に議論されたことからも、「このことは、昨年が医薬品流通の転換期であったことを如実に物語っている」との認識を示すと共に、日本医薬品卸売業連合会総会で採択された決議文にある流通改革、早期妥結、消費税を東北薬卸連としても主要課題として真摯に取り組む方針を述べた。
また、「流通改革を完成させ新しい商習慣を定着させたい。地域では行政との連携を深めて、地域住民の安全、安心に貢献すべく取り組む必要があり、有事の際にも医薬品をスムーズに供給する仕組みをさらに洗練させていく。今年も課題山積しているが、真摯に課題へ向き合い医薬品卸の社会的価値を高めていきたい」と抱負を語った。
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