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研究者たちの責任は

2014年6月20日 (金)

◆ノバルティスファーマの降圧剤「ディオバン」臨床研究データ改
ざん事件で、ついに同社元社員の白橋伸雄容疑者が薬事法違反容疑で逮捕される事態に発展した。東京地検特捜部の捜査が進み、白橋氏がデータ改ざんに関与した事実が次々と明るみに出て、事件の全容解明へ動き出した
◆「誰がデータに触ったのか」という核心部分については、白橋氏が元同僚の業者からデータを受け取り、口止めをしていたと報じられている。だとすれば、白橋氏が改ざんに重要な役割を果たしたことになり、自社製品の売上最大化の動機も手伝って、納得いく構図が出来上がる
◆ただ、あきれるのは当事者の研究者たちが「知らなかった」と、自らの正当性を主張していることだ。そもそも臨床研究を実施できる能力がなく、野心のためにメーカー頼みで臨床研究をやろうとしたことが医師の良心にもとる行為である
◆刑事事件としての全容解明は当然重要だが、一方で被験者に不誠実だった研究者たちの責任はどうなのか。そこにもメスを入れてもらいたい。




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