ジャパンワクチンは、18日の臨時取締役会で、石切山俊博会長を新社長、長野明社長を新会長とする役員人事を決定した。折半出資する第一三共、グラクソ・スミスクラインの親会社同士の協議に基づくもの。事業方針に大きな変更はないという。
同社は、2012年7月に設立し、日本国内で予防ワクチンの臨床開発、マーケティング・営業活動を進めている。現在、インフルエンザや子宮頸癌ワクチン、おたふくかぜ、細菌性髄膜炎などの単味ワクチン、混合ワクチンの15製品を販売するほか、肺炎球菌感染症ワクチンが国内申請中、帯状疱疹ワクチンが第III相試験段階にある。