田辺三菱製薬社長 三津家正之氏
「強固な国内収益基盤を確立するためのローコストオペレーションおよび新製品の拡大を推進すると共に、2020年までに米国での新薬上市を目指したい」。力強く抱負を語るのは、6月20日に田辺三菱製薬代表取締役社長に就任した三津家正之氏だ。三津家氏が社長就任後2カ月あまり経過した中、中期経営計画11―15の進捗状況や、新製品の販売戦略、ポストジレニア(多発性硬化症治療薬)対策、これまでの感想などを聞いた。
中計は予定通りに推移‐新製品群が大きな原動力
中期経営計画11―15(売上高4100億円、営業利益650億円)の進捗状況について三津家氏は、「3年半が経過したが、ほぼ予定通りに推移している」と話す。
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