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【田辺三菱製薬】国内の収益基盤強化図る‐20年に米国で新薬上市へ

2014年09月11日 (木)

田辺三菱製薬社長 三津家正之氏

三津家氏

 「強固な国内収益基盤を確立するためのローコストオペレーションおよび新製品の拡大を推進すると共に、2020年までに米国での新薬上市を目指したい」。力強く抱負を語るのは、6月20日に田辺三菱製薬代表取締役社長に就任した三津家正之氏だ。三津家氏が社長就任後2カ月あまり経過した中、中期経営計画11―15の進捗状況や、新製品の販売戦略、ポストジレニア(多発性硬化症治療薬)対策、これまでの感想などを聞いた。

中計は予定通りに推移‐新製品群が大きな原動力

 中期経営計画11―15(売上高4100億円、営業利益650億円)の進捗状況について三津家氏は、「3年半が経過したが、ほぼ予定通りに推移している」と話す。


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