日本感染症医薬品協会は6日、東京神保町の学士会館で開いたメディカル・サイエンスセミナー「最近話題の微生物のはなし」で、2014年度の「住木・梅澤記念賞」を受賞した渡辺賢二氏(静岡県立大学薬学部准教授)と、「奨励賞」受賞の松元一明氏(慶應義塾大学薬学部准教授)の授与式・受賞記念講演を行った。
渡辺氏の受賞研究は「抗生物質の化学構造多様性を生み出す酵素の発見とそれら酵素による生物的全合成」。抗生物質を生成する生合成酵素遺伝子の改変を通じ、酵素群を合理的に機能させ、目的の抗生物質をより効率的に生産する手法を解明したことなどが評価された。
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