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セントケア、クラリオンが合弁設立‐高齢者向け服薬支援装置を来年発売

2014年10月14日 (火)
服薬支援ロボ

服薬支援ロボ

 訪問介護や訪問入浴、居宅介護支援やデイサービスなど、介護サービス事業大手のセントケア・ホールディング(本社東京中央区、セントケア)は2日、車載機器メーカーのクラリオンと、介護ロボットの企画・販売を手がける合弁会社「ケアボット」を設立した。資本金5000万円で、出資比率はセントケア66・6%、クラリオン33・4%。両社では第1弾として開発した、高齢者や介護を必要とする人の薬の過剰摂取や飲み忘れ、飲み間違い、誤薬を防ぐ服薬支援装置「服薬支援ロボ」を、来年2月から介護施設や調剤薬局向けに販売していく。

 現在、介護業界では慢性的な人手不足が続いており、人材の確保が一つの課題となっている。その中で介護職員の時間的・身体的な負担を軽減するための介護ロボットの活用が注目を集めている。セントケアでは昨年2月、ちばぎん総合研究所と共同で「介護ロボット事業開発研究会」を立ち上げた。電子機器メーカー等も参画した同研究会の中で、クラリオンと出会ったという。


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