日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会が9日、静岡市の静岡県立大学で開かれた。パネル討論では、東海地区の大学教員と病院薬剤師が一堂に会し、コアカリキュラム改定を受けた薬学教育、研究の方向性を議論。基礎研究力の不足を指摘する声が相次ぎ、博士課程の充実を求める意見で一致した。
奥直人氏(静岡県立大学副学長・薬学部教授)は、基礎力の低下に懸念を示した上で、将来的な薬学者の育成に向けた課題として、博士課程の充実を挙げ、博士課程への進学マインドの醸成の必要性を訴えた。
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