厚生労働省は25日付で、新薬14成分15品目を薬価基準に収載する。内訳は、内用薬が7成分8品目、注射薬が5成分5品目、外用薬が2成分2品目。3成分に原価計算方式を適用した(表参照)。また、MSDの不眠症治療薬「ベルソムラ」と協和発酵キリンのG‐CSF製剤「ジーラスタ」には、類似薬効比較方式で有用性加算II(5%)を上乗せした。19日の中央社会保険医療協議会総会で了承された。
▽ベルソムラ錠15mg、同20mg(MSD)=スボレキサントを有効成分とする不眠症治療薬。同剤は、オレキシン受容体を阻害することにより、脳を覚醒状態から睡眠状態へと移行させる新規の作用機序を有する。
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