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【ケーエスケー】服部社長「地域に必要とされる卸へ」‐近畿で20年に市場シェア25%

2014年12月09日 (火)
服部保氏

服部保氏

 バイタルケーエスケー・ホールディングス(VKHD)の事業会社として近畿2府4県を市場に展開する医薬品卸のケーエスケー。7月1日付で代表取締役社長に就任した服部保氏は、「キーワードは地域密着。ケーエスケーは2府4県に特化し、この地域になくてはならない卸と評価され、認められる卸になりたい。そうした部分を大事にしながら当社のファンを増やしていきたい」と抱負を語る。

 服部氏は、2003年に三井住友銀行から出向の形で執行役員財経部長として赴任。「医薬品卸業は面白い業種」と感じ、その1年後に転籍。取締役財経部長、09年VKHD取締役(管理担当)、12年ケーエスケー取締役管理本部長(経営企画担当)を歴任。10年以上管理部門からの視点で同社の業務に携わる。今年5月の連休明けに、当時の深田一夫社長(現会長)から社長就任を要請された。「まさに、青天のへきれき。営業経験がないことへの不安もあったが、様々な社員の人たちに協力してもらうしかない」と腹をくくったという。


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