◆冬の訪れと共にランニングシーズンも本格化し、街を走る人の姿が目立つようになったが、プレワークアウト研究会から、「運動前の“シトルリン”摂取が運動パフォーマンスの向上につながることを実証した」という研究成果の発表があった
◆シトルリンは、スイカなどウリ科の植物に多く含まれるアミノ酸の一種。運動時など身体に負荷がかかった際、体内で一酸化窒素の産出を促すことで、血管が拡張して血流を促進する効果などがあり、スポーツ界でも注目されている
◆今回の研究では、被験者(ヒト)が8日間シトルリンもしくはプラセボを摂取した後、4km走破にかかった時間等を計測。その結果、運動前にシトルリンを摂取することで4kmの走破時間が有意に短縮し、酸素利用効率も向上する傾向となることが明らかになった
◆楽しく走れればタイムは関係ないというランナーもいると思うが、やはりタイムが上がれば嬉しいものだろう。そうしたランナーに今回の研究成果は朗報だ。今後、さらなる研究の進展に注目したい。
運動前のシトルリン
2014年12月12日 (金)
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