日本薬剤師会は14日、今年初の第4回都道府県会長協議会を開いた。執行部交代に伴う業務停滞の緩和に向け、総会開催日程を調整すると共に、会長候補者選任時に副会長候補者も決定するとの考え方を執行部が示した。会館建設問題に関しては、改めて日薬としての現状認識を示した上で、今後の方向性について意見交換した。また、JPALSのCLレベル5以降の扱いについては、レベル6への昇格テストに代わり、日本薬剤師研修センター等の関係5団体による「総合薬剤師試験(仮)」を実施する方針を示した。具体的な内容は今年半ば頃には明らかになりそうだ。
公益社団法人化して以降、初の役員改選が昨年2月に行われ、山本信夫会長が候補者に決定、その後、6月の定時総会で会長を含めた理事が決定してから、新執行部体制の構築がされ、実際には7月以降にようやく委員会等が決定され、新体制が動き出すなど、その間の業務停滞が問題となっていた。
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