文部科学省の2015年度予算案で科学技術予算は、前年度比0.3%減の9680億円となった。医療分野の革新的技術実用化を強力に後押しするため、4月に発足予定の日本医療研究開発機構(AMED)関連費用として598億円を計上。創薬等に活用する次世代スパコンのポスト「京」の開発に40億円を充て、2020年を目標に世界トップレベルのスパコン開発を目指す。
ライフサイエンスによるイノベーション創出には、前年度比14億円増の856億円を計上。AMED関連経費として、新たな医療分野の研究開発体制の構築に28億円増の598億円を充て、基礎から実用化までの一貫した研究開発を強力に推進する。
* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。